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2018.01.30

ZEHがお得?家計にやさしい住まいづくり、スマートハウスとZEHの違いとは?

エネルギーを賢く使えるお家を建てたい!」
「でも、最近はスマートハウスよりZEHの時代だと聞いたけど、違いは?」
など、家計にやさしい住まいづくりを目指しているけど、スマートハウスとZEHの違いがよくわからないという方が多くいらっしゃいます。

そこで今回は、スマートハウスとZEHの違いについてご説明し、「結局、どちらのお家の方が良いのか」をお話ししていきたいと思います。

■両者の違いは「エネルギー量」!スマートハウスの延長線上が「ZEH」

スマートハウスは、ITを活用してエネルギーを賢く使うお家のことです。具体的には、住宅機器や家電などのエネルギー機器を「HEMS」でコントロールし、エネルギーを管理することで、省エネを目指す賢い家のことを指します。
どちらかと言うと機械に依存して省エネ化をしているのがスマートハウスになります。

一方のZEHは、「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の頭文字をとった略称で、エネルギー収支(一次エネルギー消費量-自宅での発電量)をゼロまたはマイナスにする住宅です。
こちらはエネルギーの使用量の削減も盛り込まれているため、自ずと断熱性能が高い住宅となります。

つまり、両者の違いは「消費エネルギー量」「創エネルギー量」の2点になります。そして、スマートハウスがエネルギー収支をゼロにすることを目指していないことから、ZEHはスマートハウスが進化したものと言えるでしょう。

■今、「ZEH」がオススメな理由とは!?

ZEHとスマートハウスはどちらも電気を見える化して賢く使おうというのが目的で、どちらも初期費用がかかってしまいます。ですが、現在ZEHを目指した住宅の方がオススメです。
というのも、日本政府は「2020年までにZEHを標準的な住宅にする」と目標を掲げていて、補助金も充実しているからです。対象住宅に補助金を昨年ですと75万円出したり、蓄電システムなどの設備に最大50万円出すなど、金銭的な負担を軽減するような動きがあります。

ZEHは、スマートハウスの延長線上にあり、エネルギー収支をゼロまたはマイナスにすることを目指しています。
両者の目的はほぼ同じで、長期的に見ればどちらもお得ですが、どうしても初期費用がかかってしまいます。

ですが、ZEHは、スマートハウスに比べて、補助金が充実しているのと、エネルギーをゼロで生活出来るので、ZEHを検討したほうが得られるメリットは大きいです。